2018ふりかえり

大掃除を終え、2018年のまちのね浜甲子園の取り組みを無事に終えることができました。2018年はたくさんの方々に支えられながら、様々な取組みを行うことができました。ありがとうございました。
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2018年は、浜甲子園団地エリアに拠点を設けて、スタッフが常駐する2年目の年でした。
なんと言っても最も大きな出来事はカフェOSAMPO BASEのオープンだったと思います。
このエリアにどんな場所があればいいのかと調査やヒアリングを行う中で、「シニアが一人でも行ける飲食店」「健康を意識できる場所」「外の人もわざわざ行きたくなる場所」をつくろうと、試行錯誤を重ねました。
武庫川女子大学の学生有志のよるDIYプロジェクト「PO活(ポカツ)」や、HAMACO:LIVINGに出入りする新街区住民の声やサポート、ご協力頂いた浜甲子園団地自治会や周辺事業者の協力もあり、スタッフの個性も最大限に活かしながら無事に10月14日(日)にオープンすることができました。多くのお客様にご来店いただき、今後の更なる展開を検討できることありがたく感じております。今後も、1日1日の営業、ひとりひとりのお客様を大切にしながら、この場所に必要な店の在り方を模索し、永く続く運営の形を模索していこうと思います。
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またオープンに合わせて実施した青空マーケット「まちのねピクニック」も大きな一歩となりました。700名を越える来場者を迎えるまちのね浜甲子園としては最大のイベントとなり、新街区住民、団地自治会、近所の事業者、ハンドメイド作家、興味のある個人などが、それぞれの想いでこの街を盛り上げてくださったことで、とても素敵な場になりました。
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一方で、9月の台風21号では大雨・強風・高潮によりここ浜甲子園団地エリアもライフラインが止まるなどの被害を受けました。HAMACO:LIVINGで育まれた緩やかな繋がりにより、様々な助け合いや情報交換が行われていた一方で、繋がりを持てていない人が孤独を感じ、困っていたこともわかりました。
日本中どこにいても安全な場所はないほど災害が多い最近の状況です。だからこそ、災害が来た時にみんなで助け合えて生き延びる災害に強い街を、ご近所と連携して自分たちでつくっていく必要があると思っています。そんな取り組みも2019年は積み重ねたいと思います。
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その他、新街区住民による様々な企画が開催されました。
「お花見大作戦」「鯉のぼりをつくろう」「まちのねピクニックへのブース出店」「忘年会(男子会&女子会)」「小学生企画」「クリーン大作戦」など、住民の「やりたい」を住民自身が企画し、新たな人を巻き込んで実現されていました。みんなが担い手となり楽しみながら無理なく関わる、このエリアらしいご近所づきあいの形が見えつつあるように感じます。新街区住民組織HAMACO:LABO(浜甲ラボ)も立ち上がり、今後の活動基盤になると思います。
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コミュニティスペースHAMACO:LIVINGは、貸切利用が大幅に拡大した1年でした。様々な教室利用や子連れで飲食できるスペースとして、地域内外の方に利用して頂きました。

まだまだ書き切れないほどですが、2018年は様々な活動が立ち上がり広がった1年だったように思います。
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2019年はここ浜甲子園での常駐期間3年目を迎えます。
将来の持続可能な運営の形を考えながら、多くの住民や事業者と共に歩む1年にできたらと思っています。
また秋には新たに新マンション(西宮本気プロジェクト)も完成予定で多くの転居者を迎え入れることになります。
住民にとって「住んでよかった街」、外部の人にとって「住んでみたい街」になるよう、近所で緩やかな繋がりを育んでいければと思っています。「HAMACO:LIVING」や「OSAMPO BASE」にお気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同皆さまと気軽におしゃべりできること、楽しみにしています。
2019年も、よろしくお願いします。
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一般社団法人まちのね浜甲子園 常駐スタッフ一同

  

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