営業日以外の使い方を模索する日々。
OSAMPO BASEも5年目を迎え、常連さんも増え、日々の進化は感じている一方、
営業日時が金・土・日曜日しかないこと。
シニアの方にはよく「入りにくい」と言われてしまうこと。
どうしたらもっと気兼ねなく入ってもらえるのか、食を通じた交流とはなんなのか、スタッフ全員がずっと考えてきました。
高齢化している団地の中の飲食店で、シニアが入りにくい理由とはなんなのか、ずっと模索し続けてきました。
一概に決め付けたくはないのですが、やはり「価格帯が高い=行きにくい」に繋がっているようで、いろいろな原材料が上がっている昨今、もはやランチは1000円超えがあたまえになりつつあっても、地元の相場はアップデートされず「高い」という先入観を払拭するのは難しいと感じていました。
利益だけに捉われない、柔軟な飲食店
まず「食を通じた交流」をテーマに、楽しく足を運んでもらうための仕掛けを作っていくことにしました。
・おしゃれなカフェで食べるワンコインランチ
・世代を絞って、顔見知りを作ってもらう
・普段の営業との差別化(ヴィーガンじゃなくてもいい)
・スタッフの顔も覚えてもらう
このくらい絞っていくと、飲食店だからこうであらなければならない!という形に捉われることなく、企画もスムーズに進んでいくことができます。
今回のランチは一汁一菜、ハンバーグとご飯とお味噌汁。
シンプルだけど一人暮らしだとなかなか作りませんよね。スタッフが考えたメニューでした。
みんなカフェのことは知ってくれていた
今回の会での気づきは、声をかけたら口コミでたくさんの参加者さんが集まってくれました。
そしてみなさん言ってくださることは「あの週末やっているカフェでしょ」と!
てっきりシニアの方からは認知度も低く、場所もわからないと思っていたのでこんなにも知ってくださってるとは…!
みなさん楽しんでくださって、中には、
「一人暮らしで引っ越してきたばかりでずっとお友達を探していました。こんなに素敵なカフェでおしゃべりしながらご飯食べれてよかったです。ぜひまた誘ってください」
とおっしゃっていただけました…!
今後はフードロス食品を使う、世代別にやってみるなど「食を通じた交流」の場を広げていけたらいいなと思っています。
もし、こんな会が希望! ぜひお手伝いしたい! などなど、いろんな声をお待ちしています。