甲子園南部のまちなかを、ちょっと未来を感じるバスが走っています。
阪神電鉄グループによる 自動運転バスの実証実験 が、いよいよスタートしました!
期間は 90日間。
全長 約5.4キロ、12か所のバス停 を結び、1時間に1本のペースで運行しています。
車内は 15席(一般乗車は最大14名まで)、最高速度は 時速35キロ。
まちの様子を楽しみながら、のんびりと走る姿が印象的です。

🚍安心・安全を支える最新技術
このバスには、周囲を見守る ライダーセンサーが8機。
左右・前方・後方すべてを立体的に捉えながら、
3Dマップ に基づいて走行ルートを決定しています。
さらに、衛星の電波から位置情報を取得 したり、
19台ものカメラ で物体や信号を検知。
車外の様子をリアルタイムで遠隔監視できる仕組みも整っています。
まさに、“見えない目”がたくさんあることで、安全が守られています。

🧭国の支援で進む、未来の交通実験
この実証実験は 国土交通省 の支援を受けて行われています。
今後は、見通しの悪い交差点に設置したカメラの映像をバスに送るなど、
より安全性を高める仕組みの検証も進められる予定です。
主催は 阪神グループ。
地域交通の担い手不足という大きな課題に向き合い、
将来的な無人運転の実現 に向けて、一歩ずつ確かな検証を重ねています。



🤝地域とともに走る、新しいまちの風景
このバスの車体には、主催・協賛・協力団体のロゴがずらり。
その中には、なんと 「まちのね浜甲子園」のロゴも。
これは、ただの実験ではなく、
地域と企業、行政が一緒になって「これからのまちの移動のかたち」を考える試みでもあります。
浜甲子園のまちなかを、子どもたちやお年寄りが安心して行き来できるように――
そんな未来への願いが、この一台にぎゅっと詰まっています。

まちのねスタッフも、沿道で手を振ったり、乗車体験をしたりしながら、
「未来の交通」がどんなふうに地域に馴染んでいくのかを見守っていきたいと思います。
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