【防災日記4】地震があって気づけたこと

「ベランダに出てご近所みんなで安否確認、みんながいるってだけで心強かった」

「すく近くにたくさん友達がいるってだけで心強かった。HAMACO:LIVINGでできた繋がりに感謝。皆さん被害なくてホッとしました。」

これはHAMACO:LIVING利用者による、6月8日(月)の地震後のSNSへのコメントの一部です。

 

6月8日(月)の朝に発生した大阪北部地震。大阪北部では震度6弱、ここ浜甲子園がある西宮市でも震度5弱の揺れに襲われました。阪神大震災以来の大きな揺れに、本当に怖い想いをされた方も多かったと思います。近隣では、大きな被害がなくホッとしているところです。

一方で、高槻などで大きな被害も出ており、その恐ろしさを改めて感じます。そして、復旧に尽力されている方に頭の下がる想いです。(下記は、震災当日のテレビを撮影したもの)

 

 

冒頭のコメントでもわかるように、引越してきた先で新たにできた「繋がり」が、震災直後の様々な不安解消や情報交換に大きな力となっていたようです。

集団で登校していた子どもたちは、登校班の皆と揺れが収まるまでしゃがむなど、子どもたちだけでとっさの判断をしていたようです。小学校からの下校引渡しも近所で連携を取り合いながら、助け合いが生まれていたとのことです。そして午後には、HAMACO:LIVINGに集まり、不安や今後の備えについての会話がたくさん行われていました。

改めて、災害発生時に近所の繋がりが大きな力となり安心感をもたらすことを実感したところです。(下記は、日常的なご近所さんの様子)

 

一方で、今回の震災で災害発生時の初期行動や備えについては、見直さないといけないと危機感を持たれた方も多いと思います。

まだまだ余震が続いています。熊本地震の経験から、まだこれから大きな地震がくることも考えられます。まずは、身の回りの具体的な備えとして、「家具の転倒防止」と「備蓄の準備」から始めましょう。

 

家にある家具は倒れて来ないようにしっかり固定しましょう。また、高いところにある重たいものは下におろしておきましょう。

https://www.nhk.or.jp/sonae/special/bousai_no_chie/pdf/bousai_no_chie.pdf

 

次に備蓄の準備です。大きな災害時、電気・水道・ガスが全て止まり、自宅で避難生活をすることが予想されます。安全確保のための備品、家族の5日分の水と食料、トイレなど備えを準備しておきましょう。

https://tokusuru-bosai.jp/stock/stock02.html

(下記は、昨年開催した浜甲防災フェスタの備蓄品試食の様子)

 

今回、幸いにして被害がさほど大きくない中で、防災に対する備えの大切さを実感する機会になりました。

「今すぐに実践すべき各家庭の防災対策」と「困った時に助け合える近所の関係づくり」。住民ひとりひとりがしっかり備えをしつつ、大きな災害が来た場合には、ご近所で助け合いながらみんなで乗り越えられるような、災害に強い街にしていきたいですね。

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