第1回はまこう防災フェスタ 開催記録

11月19日(日)、寒い日でしたが天候にも恵まれ”第1回はまこう防災フェスタ”を開催しました。


長く暮らす団地の住民、引越して来たばかりのマンション住民や戸建住民、周辺施設や市役所の職員など、高齢者から子どもたちまで参加者約50名が、防災について考えるイベントになりました。


大人向けには、講師にHITOTOWA INC.の葛西優香氏を迎えて、「共助のためのよき避難者ワークショップ」を行いました。今回のテーマは、「災害発生時の食糧」。

東日本大震災の時に実際に発生した様々な課題やその解決策を、わかりやすい説明を聞きながら学びました。またその際の学びや、今後に向けた対策について、グループで話し合いました。

高齢者も、子育て中のママさんも、近隣の施設の方も、一緒に考え話し合いました。

そして、グループごとに話し合った内容を共有しました。アンケート結果からは、具体的な対策につながる気づきを持って帰っていただけたようです。

子どもたちは、外でサッカーを通じて防災を学ぶ「ディフェンス・アクション」を行い、災害時の初期行動や防災備蓄について、楽しみながら学び、新街区の防災倉庫見学も行いました。

ウォーミングアップをしつつ、災害発生時の初期行動について学ぶ「ファースト・アクション」。出されるボードに合わせて、地震・津波・火災などの初期行動をしっかり覚えて動きました。

プロサッカー選手として南米でも活躍した高寺元気氏によるサッカー教室。パスの仕方についてわかりやすく教えて頂きました。そして、そのパスを活かした「パス・ストック」。災害発生時の備蓄品について学びました。

サッカーも防災もどんどん吸収するこどもたち。防災についての質問もどんどん出てきました。寒い中でしたが元気いっぱいです!

その後、戸建て街区「明日区」にある防災倉庫に移動して、防災倉庫見学を行いました。

クイズに答えながら、非常用トイレや担架などを使用してみました。


最後は全員で、交流しながらの防災食試食タイム。

なかなか試食することのない非常食をまずは食べてみることで親しみを感じる機会となったように思います。

普段はなかなか関わることのない皆さんが集まり、とても和やかな雰囲気でした。

自治会の方からは「子どもたちの声が聞こえる中で話し合うことが最近なかったので、とても良かった。皆さんで一緒になっていい街にしていけたらと思う」との言葉もありました。


これからも世代を越えて繋がりながら、防災減災について考えていく場を住民の皆さんと共につくっていきたいと思います。


ご参加頂いた皆さん、スタッフとして関わって頂いた皆さん、ありがとうございました。

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