去年の9月。
デザインを専門にしているスタッフがいない
まちのね浜甲子園がこれまで発行していた「広報紙chiMe」や「年度報告書」、「まちピクのチラシ」など
広報物制作には、事務局スタッフ以外に、外部のデザイナーさんや武庫川女子大学生が携わってくれています。
その中でも、日々のイベントや定期的に発行しているchiMeの制作を担当いただいていた武庫川女子大学生が
2021年4月から社会人に。(社会人でも、デザイナー職に就き活躍しているそうです!)
まちのねキャラクターの「まちのたね」はじめ、可愛らしいイラストに優しい雰囲気の色使い。
これまで本当にたくさんの制作に関わっていただき、私たちの取り組みを形にしてくれました。
学生さんが社会人になったら、今後のデザイン業務をどうしようか。
デザインを専門にしているスタッフがいないなか、どう進めていくのか。
と考えた結果、これまで交流のあった武庫川女子大学にご協力いただき
デザインに興味がある・まちづくりに関わってみたいという学生インターンを募集することに!
4名の学生との出会い
2020年9月に募集してみると、4名の学生から応募をいただきました。
当時は、2回生だった4名でしたが、実はみんな友達同士。
というのも、この4名が武庫川女子大学に入学した時に新設されたコースを専攻した仲間で、
それぞれの良いところ、面白いところを知り合っていることもあり、和気あいあいと過ごしている4人がとっても可愛くて。
一人じゃない安心感もあったと思いますが、4人で協力しながらインターン期間を乗り越えてくれました。
インターン期間中にチャレンジしてくれたこと
4人それぞれが、インターン期間で取り組んでくれたことを少しご紹介!
- きょんこ:まちスポチラシ(挿絵)、chiMe協賛枠制作、スポットイラスト
- あゆみん:事業ロゴの制作、chiMe表紙写真、トライあんぐる事業協力
- おかもん:事業イラスト、トライあんぐる事業協力
- まちろ:OSPデザイン「メニュー表」「掲示板チラシ」「OSPチラシ」
↑画像をクリックすると拡大されます
4人で考えて取り組んでくれた最終課題では、HAMACO:LIVINGの黒板の書き換えに加え、
オリジナルぬりえも作成いただきました!
インターン生からの声
きょんこ:まちスポ当日の参加ができなくて残念でしたが、参加いただいた住民さんがチラシを大事に保管していたことを聞いて嬉しかったです。浜甲子園団地地域は住みよく、今後まちのデザインを考える上で参考にしたいところがたくさんありました!
あゆみん:単にデザインをするだけでなく、イベントや企画の趣旨をしっかりと考え、それをデザインに取り込むことの大切さを学びました。また、住民が住民の手で地域をつくる仕組みを構築するには、その地域が好きと思えるようなきっかけづくりが大切ということが学べました。
おかもん:自分ひとりで作業をするのではなく、ほかのメンバーやスタッフの方と相談し協力し合って一つの課題に取り組んだことは、個人作成では得られない経験となりました。現在、学外活動に参加し、プロジェクトに関わっていますが、まちのねのインターンシップの経験が糧になっています。
まちろ:イベントにスタッフとして参加し、みんなで振り返りをする中で、反省をいかして住民さんをどんどん巻き込んでいく方法がとても参考になりました。また、OSAMPOBASEを実際に訪れた時に、メニューやチラシを使っていただいているのを見ることができて、ただつくるだけで終わりではないデザインの楽しさも感じることができました。
あっという間の8ヶ月でしたが、制作物だけでなく運営面でもご協力いただいてありがとうございました!
8か月間のインターン期間を経て、学生それぞれの視点で「まち」と向き合うことや、
「事業」を創るたのしさを感じ取ってくれたようで、
デザインを通じて、まちとの関わりを考えるきっかけになったのではないかと思います。
これからもボランティアとして携わってくれる4人なので、イベントなどで会えた際はお声をかけてあげてください!