先日、OSAMPO BASEにてワインナイトを開催しました。
OSAMPO BASEに来店されたお客様の「ここでワイン飲みたい〜」の一言から始まったこの企画。
ご近所に住むソムリエさんがご協力してくださることになり、OSAMPO BASEの腕利きシェフも「ヴィーガンで夜のおつまみを作ってみたい」と手を挙げてくれて、実現の運びとなりました。
当日集まったのは20代から60代までの幅広い女子10名+紳士1名。
初めましての方々ばかりだったので、ソーヴィニヨンブランで乾杯の前に軽く自己紹介。ヘベレケ失敗エピソードも飛出したり、お酒なしでもいい感じの盛り上がりです。
用意した品種は赤白共に4種類の計8種類。まず、白ワインのシャルドネ、リースリング、ゲヴェルツトラミネール・・・名前は聞いたことあるけど、実際の違いが分からないという方も多くそれぞれの特徴を聞きながら飲み比べしていきます。
試飲と言いつつ結構な量を振舞っていたので、全部飲んだらハーフボトルは余裕で飲んでることになります。
もう赤ワインの説明が終わる頃には皆さん説明の内容も味も頭に入らない状態になってました(笑)ただ、ご自身がどの品種が好きかはしっかり記憶に刻むと共に、教えてもらった内容もしっかり写メしていただきました。
初めての夜営業ということで、食事メニューもOSAMPO BASEオリジナルサラダに始まり、大豆ミートのベジタコスやヴィーガンチーズと自家製パン、締めは牛乳バター小麦粉不使用のきのこのリゾットと盛りだくさんの内容でした。
小さな週2日営業のカフェにとっての夜営業は、
・お客さんが発起人となるイベント
・事前予約制で仕入れを確実に、ロスを出さない方法
・オープンな場でありつつも、テーマやコンセプトは絞った内容
上記3点を重視することで、実施のハードルを下げてお客さんもお店側も満足できるイベントに昇華することができました!
後日参加者の方から「最近仕事もプライベートもとてもモヤモヤすることが多かった。だけどあの夜は本当に楽しく、なぜ楽しかったのか考えてみると、自分が好きなこと、価値を感じることに集まった人々と過ごした時間だったからだ、と気づきました。これからは自分の好きなことにもっと時間を費やして自分がワクワクし続けられる新しいコミュニティを作りたい」と素敵なメッセージをいただきました。
確かに、参加された皆さんは年代も違えば出身地も職業もバラバラでしたが、
「ワイン(という知りたい世界)」、「ヴィーガン(や食を通じて豊かに暮らしたいと考える人)」、「居心地の良いカフェ」を軸に集まった結果、お互いの経験や違いからも刺激を受けられる楽しい時間になったのでしょう。
コミュニティの5縁と言われる血縁(家族)、地縁(出身地などの場)、学縁(学校の仲間)、社縁(会社の仲間)、価値観縁(価値観の合う仲間)のうち、
ライフスタイルや働き方の変化で価値観縁の比重がどんどん高まっている傾向にあるのは間違いありません。
今後も、OSAMPO BASEならではの、皆さんの新しいコミュニティづくりのお役に立てればとても嬉しく思います!
次は何の企画かな〜。乞うご期待!