リスクに向き合うということ

6月30日に開催を予定しておりました青空マーケットまちのねピクニックは
荒天予報によりあえなく開催中止とさせていただきました。


中止を判断した前日の午後は、いくらお天道様には逆らえないとはいえ、出店予定だったお店のみなさま、パフォーマンスの準備をしてくださっていたみなさま、そしてそれら全てを楽しみにしていたみなさまに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。スタッフみんなでため息ばっかりついていた記憶があります。

そして、決断はしたものの、嵐の予報が翌日快晴だった・・・なんてオチはよくある話で、今回も蓋を開けたら晴天だったらどうしよう・・・と意味のない不安に駆られたり。

正直、当日に向けて保存のきかない材料を仕入れている飲食店さんはそれだけでロスになりますよね。もちろん飲食以外の出店者さんも当日のために人員を確保したり什器を購入したり「売れる見込みだったもの」や「手配したもの」が無駄になってしまったと思います。

無論、苦渋の決断だった中止の判断に後悔はありませんが、中止の連絡をもう少し早く周知していればお店にとってよかっただろうけど、開催できた可能性も潰してしまうのでは、とか、こちらの伝え方でどうにかできたところもあったのではないか、とか。「たられば」が色々溢れてくるのもまた事実な訳です。


それなのに出店者さんからは「しょうがないです。むしろ英断ですよ。次回もよろしくお願いします!」と労いの言葉をかけていただきました。

ご自分(の店舗)も少なからずダメージを受けておられることを考えると、言葉以上の重みを感じずにはいられません。小雨決行・荒天中止を飲み込んで出店申し込みをしてくださった以上は、そんなことも想定内のリスクとして許容されている覚悟なんですね。そんな出店者さんとお話していると、微力でも我々にできることは協力してロスを減らしたいし、場の提供などで解決することがあれば是非ご相談いただければと思います。

そして、次回の開催時期は10月ということで台風真っ只中シーズン。

今回の小さな後悔や反省を次回のより良い運営に生かしていきたいとスタッフ一同10月20日のまちピクに向けて意気込んでおります。次回開催に向けてお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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