まちのね浜甲子園

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HAMACO: LIVING一周年

2017年4月1日にHAMACO:LIVINGがオープンしてから、今日で一年が経ちます!

オープン当日、伽藍堂状態だったHAMACO:LIVING。初日はスタッフがIKEAにや量販店に家具や電化製品を買いに行くところから始まりました。

「一体何屋さんや?」と何とも不思議がられたこと数知れず。なんとか皆さんに足を運んでもらいたくて、子どもやファミリー向けのイベントを開催したり、スタッフが道ゆく人に声をかけて、顔を覚えてもらいながら、徐々に「誰でも入れる自由な空間」として認知されてきました。

 

近頃では、午前中はママとキッズが何となく集い、子ども同士を遊ばせる子育て広場のように映り、小学校が終わってからは、宿題をしにやってきた子どもたちの姿から学童のように映っているかもしれません。

この場を運営していて面白いのは、この場所に集っている人々のほとんどはHAMACO:LIVINGにくる前から友達や顔見知りだったわけではなく、この場所を通じて知り合ったり、仲良くなった人たちだということ。

新築の分譲マンションや戸建住宅に居を構えた家族にとって、「ご近所づきあい」という言葉そのものが、もはや死語になりつつあるのかもしれません。私自身の暮らしを振り返っても、実家を出て一人暮らしを始めたときや分譲マンションを購入したときに、そもそも地域に知り合いがいるかどうかを住居としての魅力や価値の指標にしたことはありませんでした。当時は、駅近であることや、近隣にスーパーや病院が何軒あるかなど、利便性や効率の良い暮らしへどれだけ近道ができるのか、そんなことばかり考えていました。

今でもなお、忙しい現代人にとっては、時間に何よりの価値があり、おいそれと「繋がりファースト」といかない気持ちも理解できます。そしてこれからも共働き夫婦や多様なライフスタイルが増加するでしょう。

でも、考えてみてください。夫や妻が長期出張で不在の夜にふらっと遊びにきてくれる友達が三軒隣にいたり、保育園のお迎えが間に合わない時に「いつでも声かけて」と言ってくれるご近所のグループがいたり。そんな柔軟な助け合いやお付き合いを必要としているのは、むしろ忙しい人達ではないでしょうか。

だとすれば、従来は時間に余裕がある人たちの間でのみ交換されていた「ご近所づきあい」という価値を、HAMACO:LIVINGを通して、もっと言えば我々スタッフやまちのね浜甲子園という媒介を通して面倒は省きつつ暮らしを豊かにしてほしいなと思います。

 

先日も、とある住民さんの奥様が不在の夜、一人で夕飯を食べるのも何だから、と「夕飯一人の時誘えるライングループ」という、この上なく気軽で新しいご近所づきあいの形を紡ぎ出した住民さんがおられました。

そしてなんと、その場で今度お花見したいねとの話題が持ち上がり、本日(4/1)の「お花見大作戦」が誕生いたしました。いつもは主催側のまちのねスタッフも参加者として楽しませていただきました。

この1年を通じて事務局として強く感じることは、こうした小さな「やりたいこと」の芽を応援し、一緒に伴走できる場所でありたいということです。

 

新しい年度が始まって、ご自身や家族の環境が変わる方も多いかと思います。

HAMACO:LIVINGは特に子どものための場所でも、ママだけのための場所でもありません。大人も子どもも、ふらっと立ち寄って今日あった出来事を話してもらえるととっても喜ぶスタッフが、今年度も皆様をお待ちしております!