コズミックカレッジとは、宇宙をテーマにした化学の楽しさに触れ、子ども達が豊かな心をはぐくむことを目的としたJAXAの科学教育プログラムです。そんな素敵イベントが4月14日(土) 浜甲子園センターにて開催されました!
コズミックカレッジのことを教えてくれたのは近所に住む高校生の男の子。まちのねでも開催出来るのではないか、とアイデアを持ち込んでくれました。今回は小学3年生から中学生3年生までを対象にした、「かさ袋ロケットの作成&注射器ロケットの体験」をすることに決定。地元の小学生が楽しめるようにと、講師の手配からイベントの宣伝、実施までを本当に頑張ってくれました。
今回講師として来てくださったのは、神戸にある小学校のPTAクラブ パパレンジャーに所属する川喜多誠二さん。お仕事をするかたわら、 JAXA宇宙センターの宇宙教育リーダーとしてコズミックカレッジなどの活動をされています。
JAXAマークのついた青い服を着て登場です。これって宇宙服ですよね。かっこいい!
まずはロケット打ち上げの映像から。
宇宙ってどんなところ?月までの距離は?ロケットのエンジンって何を使ってるの?などなど。ちょっぴり難しいお話や歴史のお話もあったり、大人もふむふむと聞き入ってしまいます。
(ロケット風船=ジェット風船)
次は注射器ロケット体験の様子。
注射器をロケット本体に見立て、アルコールを燃料として発射させます。理科の実験で使うスタンドなどに固定し、点火スイッチでアルコールを爆発的に燃焼させ、そのガスの圧力で飛ぶ仕組みです。イベントの発案者である高校生お兄ちゃんがしっかりサポート。
この注射器ロケット、発射するときに「ぽんっっ」とすごく大きな音がするんです。アルコールが一瞬で燃焼するためなのですが、みんなその音にどきどきワクワクしながらセットしていました。
続いてかさ袋ロケット作りの様子。
ストローで膨らましたかさ袋に紙の羽を取り付けます。どこにどうつけるかは自由!無難に均等につけたり、斜めにつけたり、4枚羽を3枚にしてみたり。それぞれの飛び方にどう違いがあるかを確かめるのも楽しみの一つですね。
いよいよお手製ロケットの初飛行です!一番遠くに飛ばすぞ〜〜〜!しかし気持ちとは裏腹に、気合が入りすぎると逆に真っ直ぐ飛ばず落ちてしまいます。手首のスナップを使ってひょいっと投げるのがコツだそうです。
飛ばし足りない子ども達。それでも終わりの時間はやってきます。みんなで最後にしっかり講師の先生お手伝いくださった六甲分団の方にお礼を言いました。
こんなお土産ももらっちゃいました。HAMACO:LIVINGに置いてあるのでぜひ手にとってみてください。なかなか面白いですよ〜
学校ではできない実験に子ども達も大満足!製作や体験はもちろんですが、宇宙についての「ちょっと知ってる!」「聞いたことある!」という知識を掘り下げることで、子ども達自身が発見や気づきを実感できる素晴らしい時間となりました。
企画してくれた高校生、講師、有志の方々本当にありがとうございました。
♪主催:一般社団法人まちのね浜甲子園
宇宙航空研究開発機(JAXA)
♪協力:神戸市立本山第一小学校 PTAクラブ パパレンジャー
日本宇宙少年団(YAC)六甲分団
JAXA宇宙センター宇宙教育リーダー