「まちのね浜甲子園」での日々を通して、改めて感じていることがあります。“ここにいるみんなが大人になっても帰ってきたい場所”になるためには、日常の中に“立ち寄りたくなる場”を生み出すことが大切だな、と。
よろかパークを主催するUR都市機構から、団地共用部の再生をテーマにした記事「よろかパークで試みる、立ち寄りたくなる団地共用部のかたち。」が配信されましたので。少しご紹介します。
このリンクには、浜甲子園での具体的な取り組みが丁寧に紹介されていました。
● よろかパークとは
記事では、よろかパークが「団地住民のみならず地域の人も“立ち寄れる”共用空間」をテーマに、社会実験の姿が紹介されています。
・身体を動かす場
・ゆるやかに話せる場
・子どもから高齢者まで“だれでも使える”場
という視点で整えられており、「単なる通り抜けスペース」から「立ち止まりたくなる空間」へと進化していることが伝わってきます。



● “立ち寄りたくなる場”が生み出すもの
このような空間があると、どう変わるでしょうか?私が感じたポイントは次の通りです
- 偶然の出会いが生まれる 立ち止まる場所があると、向こうから通るだけだった人と“立ち話”できるきっかけが生まれます。
- 地域の顔が見える 「いつもあそこで“おはよう”と会える人」がいると、安心感が増します。
- 小さな行動が地域づくりに繋がる 誰かと一緒にベンチで休む…そんな“何気ない時間”が、“ここが私のまち”という感覚を育てます。


● まちのね浜甲子園 での私たちの挑戦
私たちも「まちのね浜甲子園」の活動を通して、こうした“場づくり”を地域で続けるために、次のようなことを大切にしています
- カフェ「OSAMPO BASE」や「HAMACO:LIVING」など、日常の活動拠点を“誰でもふらっと立ち寄れる場”として開いています。
- イベントを公園や広場で開催し、地域の縁(えにし)を生み出す機会を設けています。
- ボランティアや地域の皆さんと“役割を分かち合う仕組み”をつくり、プレイヤーを増やし続ける工夫をしています。
- そして、記事にあるような“団地共用部”“共有スペース”という視点を、まちの中にも広げていきたいと考えています。
ぜひ、この記事をご覧になって、皆さんの「立ち寄りたくなる場は、どこ?」を考えてみてください。そしてまた、私たちが取り組んでいることや皆さんのアイデアも、ぜひシェアしていってもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



