小さな一歩からはじまるSDGs ― 公園清掃とリサイクル ―

環境にやさしい取り組み①

「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という言葉、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これは、“私たちがこの地球にずっと暮らし続けていくために、できることを考え、行動していこう”という世界の約束です。

大きなことはできなくても、私たち一人ひとりにできることがあります。

まちのね浜甲子園では、地域の中で続けられる小さな取り組みを重ねていきたいと考えています。

そのひとつが「まちピカ大作戦」です。

まちピカ大作戦とは?

西宮市の公園清掃管理委託業務を受けて、

毎月第2・第4土曜日の朝に公園清掃を行っています。

場所は、浜甲団地公園(ブールバール)や浜甲団地中央広場、その周辺。

ウォーキングやお散歩、子どもたちの遊び場、ペットとのお出かけなど、

さまざまな人が日々楽しむ大切な場所です。

みんなで楽しくごみ拾い!

清掃には小学生も多く参加してくれます。

「友達と約束して来たよ!」と笑顔で集まってくれる子もいれば、

パパやママと一緒に、小さなトングでごみを拾う小さなお子さんの姿も。

参加した人は、シールがもらえて、集めた数に応じた景品がもらえます。大人もありますよ。

学校でもつながるSDGs活動

まちピカ大作戦は、西宮市の環境活動「EWCエコスタンプパートナー」としても認定されています。

清掃に参加した小学生は、学校で配布される「EWCエコカード」にスタンプを押してもらえます。

スタンプを集めて、「アースレンジャー」をめざそう!

きれいになった公園で、またたくさんの人が楽しむ光景が見られますように。

環境にやさしい取り組み②

まちピカの他にも「よかったらつかって~」という、物のリサイクルの取り組みをご紹介します。

まだ使えるものを、次の人へ

「まだまだ使えるけど、うちではもう使わない」

「捨てるのはもったいないけど、処分にもお金がかかるし…」

そんな声から生まれたのが、「よかったらつかって~」です。

最初のきっかけは、「うちのキッチンセット、誰か使ってくれないかな?」という地域の方の一言でした。

そこから少しずつ、ベビー用品や大型おもちゃなど、使わなくなったものを“次の使い手”につなぐ活動が広がっています。

つながりを生むしくみ

「よかったらつかって~」の流れはとてもシンプルです。

  1. 譲りたい品物の写真と情報を、公式LINEに送ってもらいます。
  2. いただいた情報をもとに、インスタグラムで「もらい手」を募集します。
  3. 希望者が見つかったら、HAMACO:LIVINGで受け渡しを行います。

「譲った相手が実はご近所さんだった!」なんてことも。

モノだけでなく、人と人のあたたかいつながりが生まれる瞬間です。

想いがつながるまちへ

大切に使っていたものが、また誰かの暮らしの中で役に立つ。

そんな優しい循環が少しずつ広がっていくのを感じています。

これからも「もったいない」を「ありがとう」に変える活動を、地域の皆さんと一緒に続けていきたいと思います。

最後に・・・

公園をきれいにする「まちピカ大作戦」も、

使わなくなったものをつなぐ「よかったらつかって~」も、

どちらも私たちの“ちいさなSDGs”です。

大きなことはできなくても、ひとつひとつの行動が

まちをもっとやさしく、気持ちのいい場所にしてくれます。

これからも、みんなでできることを楽しみながら続けていきたいと思います。